幸せな結婚をすると

Happy wedded life, Akka......

では「幸せな結婚生活」とは具体的にいうと、どんな生活なのでしょうか。

運命のパートナーとは、自分の抱いた理想をすべてかねそなえている相手というだけでなく、まさに「運命的」としかいいようのない、ドラマティックな出会い方をします。無数のシンクロニシティを経て出会います。

運命のパートナーと出会った多くの友人たちに、結婚までのいきさつを聞くと、ありえないような偶然がおりなす、すばらしい出会いを体験しています。

話はそれますが、よくそのような運命的な出会い話を、否定的に捕らえたり、妬んだりするのは、自分自身でそのような出会いを遠ざけることになります。成功者になりたければ、成功者の話を聞き、自分もきっとそのようになれると信じることが、一番の早道だといわれます。

幸せな結婚においても同様です。幸せな結婚生活を送っている人は、「自分は幸せだ」などと下手に言おうものなら、すぐに周囲から否定的な感情を浴びることになるため、あまり話そうとしません。

逆に不幸な結婚をした人ほど、それ見たことかと愚痴を吹聴しますので、結婚しても不幸になるだけだという信念・観念・想念が一般化してしまうのです。

ただ、あまりに自分の幸せを吹聴したり、自慢する人も要注意です。本心はあまり満足できていなかったり、自分の幸せを確信できていない場合があります。人に幸せだと承認、保証してほしいという欲求が強すぎるのです。心の中に、不安、恐れ、迷いがあるため、結局わざわざ自分を不幸に落とし込むようなことをします。

幸せな結婚をして、充足と感謝を感じている人は、世の中に少なからず存在します。ただ、幸せで満足している人は、あまりそれを吹聴したり、語ったりしません。

ですから、もし自分も、運命のパートナーと出会って、幸せな結婚をしたいと望むのであれば、まず周囲で幸せな結婚をした人を探してみてください。そして会って話を聞いたり、実際に家に遊びに行ったりして、「自分もこうなりたいな」と思う夫婦をモデリングしてみてください。

それが一番の、幸せな結婚観を自分の中に根付かせる早道です。

このような運命的な出会いをしたという、事実そのものが、大きな信頼につながります。それは、大きな事件とか、目に見えるような形でなくてもかまいません。もちろん、他人が承認するかしないかはどうでもいいことです。自分たち二人が、不思議な何かに引きつけられ、結びつけてもらったという感動は、結婚後も強い信頼を、互いに持ち続ける基礎になります。

そしてそのような基盤は、互いを絶対に裏切らない、という信頼に結びつきます。

幸せな結婚をした人たちは、互いにとても魅力的に映りますので、独身時代はもてなかった人でも、とてももてるようになります。まるで、幸せになった二人を罠にかけたいと思うかのように、周囲からさまざまな異性が近づいてくることもあるでしょう。そんなときでも、二人はお互いの幸せに満足しているので、それを壊すような選択をする必要がありません。

つまり、運命のパートナーとは身体の相性も抜群にいいということなのです。

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