すでに自分は愛に満たされていて、十分に満足している人はここは飛ばしていただいてかまいませんが、そうでない方はここで自分自身の中にある、愛の欠乏感、愛の不足感、愛の欲求不満を解消したい、埋めたい、補完したいという思いが、どういった影響を与えているかを考えてみたいと思います。
「思考現実化プロセス」においては、常に心の中の信念・観念・想念がそのまま人生における現実に反映されます。
ということは、「運命のパートナーと出会いたい」と願う心の奥に、「自分は愛が不足しているから」「愛が欠乏しているから」「愛を補ってほしいから」という願いがあるということは、「自分は今愛に満たされていない」という信念・観念・想念を抱いているわけですから、これがそのまま現実に反映すれば「自分は愛に満たされず、愛を欲している」という現実を体験します。
つまり、渇望している状況を引き寄せてしまうわけです。
「運命のパートナーに出会える」というポジティブな信念は、ネガティブな信念より強い力を持ちますが、それでも欠乏感が根深ければ、実際に出会うまでに相当な困難を要するでしょうし、あまりにネガの力が強すぎれば、ポジティブな信念そのものが保てなくなってしまうでしょう。
では、この欠乏感・不足感・渇望感はどのようにすれば消えるのでしょうか。