運命のパートナーとは?

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まず、運命のパートナーとは実際にどういった相手のことを言うのでしょうか。

ここでいう運命のパートナーとは「自分にとっての理想をすべて実現している相思相愛の相手」のことです。

一人一人、理想の相手に求める内容は違います。そこには様々な要素があるでしょう。内面的な部分から外面的な部分まで、理想像は千差万別です。そのような理想の相手が、まずこの地上に存在し、出会うことは可能かどうか?

昔から、いわれている「赤い糸」のように、生まれながらにして決められた宇宙的な許嫁みたいな人が存在するのかどうか?

世界の人口の55億人の中で、異性が半分として約三十億人。日本人だけなら一億五千万として、七千万人。その中から、たった一人の人を見つけ出すとすると、確率的には七千万分の一です。宝くじの当選確率のほうが遙かに高いでしょう。となると、それはほとんど不可能と言うことになります。

このような三次元的な世界観でいけば、自分の理想とする運命のパートナーに出会えるのは、幸運なごく少数の人だけであり、そのためにはよほど自分が魅力的な人間になり、競争に打ち勝ち、魅力的な女性を奪い取らなければなりません。あるいは、何度も試行錯誤し、つきあっては別れてを繰り返しながら、理想の相手を捜し求める、ということになります。

さらに、周囲の結婚した夫婦の現実をみると、困難さを証し立てるような事実ばかりです。それがますます、理想の相手との出会いを「困難だ」と考え、そのような信念・観念・想念を抱きます。

しかし、「思考現実化プロセス」の存在を受け入れるなら、全く異なった信念・観念・想念に至ります。

●運命のパートナーはいるのか、いないのか?
           ↓
 いるという信念を持てば出会うという現実を体験します。
 いないという信念を持てば出会えないという現実を体験します。

●理想のパートナーは存在するのか、しないのか?
           ↓
 存在するという信念を持てば、存在するという体験をします。
 存在しないという信念を持てば、存在しないという体験をします。

●自分には運命のパートナーと出会えるのか、出会えないのか?
           ↓
 出会うという信念を持てば、出会うという現実を体験します。
 出会えないという信念を持てば、出会えないという現実を体験します。

シンプルな話です。全部、自分次第なのです。要は、どんな体験をしたいと思うかです。選択の結果なのです。ただその選択を、意識的にしているか、無意識のうちにしているかの違いです。

ほとんどの人は、自分の内面を、テレビのように受信するに任せていて、味わうことも、制御することも、ほとんどしていません。無意識に任せています。すると、それは自分の自由意志による選択ではなく、外部環境から流し込まれる情報をそのまま信じ、選択していることになります。

その情報源は、両親・教育・マスメディアですから、親や、学校や、テレビや雑誌などで言われているとおりの人生が展開することになるのです。それでもいいならかまわないのですが、それが自分にふさわしくないのであれば、自分の内面を探索し、現実の原因となっている自分の観念を自覚し、書き換えればいいのです。

©Muneo Oishi 2010

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