人間の身体は、ほとんどが対になってできています。右目・左目、右耳・左耳、右腕・左腕、右足・左足…。対でないものは、口とへそと肛門と生殖器ですが、口と肛門は対ですし、へその緒は母親と対です。残る生殖器は、男性と女性で一対です。
男性と女性で一対一。このように人間の身体ができているのは、とても神秘なことです。
生殖器の作り自体の複雑さ、神秘さもさることながら、男性と女性で一対一で一つとは、なんとチャーミングなんでしょうか。この人体の作りに、さまざまな意味を読み取るなら、一人一人に、運命の相手がいないはずはない、と思うのです。このように人間の身体を作っておいて、相手がいないなんてことはあり得ません。なぜなら、そんなふうに気の利かない神様であるはずがないからです。
宇宙を作り、太陽と地球と月を作り、地軸を傾けて、四季を作り、時間と空間を作り、生物を作り、生態系を作った創造主が、そんなつまらないミスを、人間の一番大切な男女の関係において、犯すとはとても思えません。ここまで、緻密で見事な男性器と女性器を見ると、これほどの力を入れて作った部分を、一生使わずに終わらせるわけがない、と宇宙を信頼できるはずです。
しかし、これらはすべて、自分がどう考えるかです。
自分の抱く、信念・観念・想念が現実となり、その体験をします。もし、ここまで書いてきた考え方の一部分でも、自分の考えと共鳴するのであれば、それを自分の自由意思で選択し、自信の信念・観念・想念の一つにしてみてください。
いずれにせよ、運命のパートナーとの体験は、とてもスピリチュアルな体験になるでしょう。
