こんにちは、宗生です。
以前、弁才天と龍神の関係について少し触れましたが、
「続きは又の機会に」と言ったままになっていました。
今日、「続きが読みたい」と、
メルマガ会員様よりリクエストをいただきましたので、
気合を入れて書いてみたいと思います。
なんで、気合がいるかというと、
いささかややこしいというか、
一筋縄ではいかない話題なので、
わかりやすく、シンプルに語るのが難しいのです。
一冊本が書けちゃう内容なので。
単純に言い切れちゃうような話ではないので、
わかりにくいところもあるかと思いますが、
私の体験やエピソードも交えていきますので、
理屈ではなく、
直観やイメージで受け取っていただけるとありがたいです。
さてと。では始めます。
私は東京生まれなのですが、
私の父親の生まれは静岡県浜松市になります。
天龍川のそばですね。
で、我が家には代々伝わってきた、
龍神様が祭壇に祀られています。
しかも夫婦で、です。
天龍川の龍神様、とのことです。
なので、昔から龍神様にまつわる
いろんな不思議なことがありました。
浜松の家に家族でいくと、
決まって大雨が振りました。
我々がどこか旅行にいくと常に雨。
私が遠足に行く日も常に雨。
とにかく、嬉しいことや楽しいことが来ると、
なぜか雨になってしまうのです。
うんざりしたものでした。
それだけではなく、
祖父は耳の手術で脳を傷つけてしまい、
統合失調症になってしまいました。
しかし、もともと神経を病みやすいタイプだったようです。
父もそうですし、私自身も
遺伝的なものなのか、
神経が過敏で、病みやすいようです。
私も20代のとき3年ほど鬱になったことがあります。
そういう龍系の家に生まれ、育ったものですので、
龍神というと人事ではなく、
なんか怖いなと思いながらも、
心の片隅に「龍神ってなんだろう」と
ずっと思っていました。
5年ほど前、不思議な人に出会いました。
小さな会社の社長さんでしたが、
辰巳琢郎さんみたいな顔立ちで、
スーツ姿で黒のBMWを転がしている
やたらかっこいいおっさんでした。
そのおっさんは、
なにかというと、
鎖に小さな棒がついた
振り子みたいなものをくるくる回して
何かを占っているのです。
超怪しいですね。
超怪しいんですけど、
なんか気になるわけです。
で、だんだんその人と仲良くなって、
その人の師匠という霊能者に会ったわけなんですが
いきなり
「君は単に龍神に守護されているんじゃなく、
魂そのものが龍なんだ」と
言われました。
そう言われてみれば、
祖父も父も私も、顔立ちが見るからに龍系です。
私の写真を見ると、分かる人はすぐ
「うわ、龍だ」といいます。
気が、かりっかりにとんがっていて、
人を寄せ付けない雰囲気があり、
顔立ちも鋭く尖っています。
で、キレるとめちゃくちゃ怖い…。
子供時代、父がキレて、死ぬような思いを何度かしたことがあります。
でも、自分もキレると、同じようにやばかったんですよね。
直子のおかげで、
今は根底から柔らかくされましたけど(笑)。
だから怖がらないでくださいね。
当時は、自分の体内に、破壊衝動の塊みたいなものがあって、
それが爆発すると、自分でも止められない。
制御できない恐怖が常にありました。
だから、それが爆発しないように、
厳重に封印をかけているわけです。
だから「修羅の門」とか読むと、
本気で体が震えたものです。
九十九が「自分の中に一匹の獣がいる」とか
死にそうな顔で呟いてましたけど、
「なんでこの作者はそれ、知ってるんだ?」と思いました。
それが龍の魂を持つ者なんです。
で、いろいろあって、
結局、自分もそのぐるぐる棒を習得しました。
要するにチャネリングですね。
ペンデュラムを使ってチャネリングするわけです。
もともと私はルーンでチャネルしたり、
キーボードで文章を打ちながらチャネルしたりしていたんですけど、
それが「チャネリング」だなんて知らず、
直観の声がまだきちんと聞けていない、
という思いがその時は強くあったのです。
で、そのぐるぐる棒を手にした途端、
最初に来たメッセージが「駿河湾に行け」だったんですね。
そこから、私の龍の解放の旅が始まったんです。
あ、これは、フィクションじゃなく本当の話です。
続きは次回に。
というか、しばらく続きます。
ではまた。
★付録:龍神と弁天に関わる神社 1
都久夫須麻神社/法厳寺(琵琶湖竹生島)
琵琶湖に浮かぶ竹生島の都久夫須麻(つくぶすま)神社は、
宗像三女神の市杵嶋姫が主祭神ですが、
市杵嶋姫は弁才天と習合した女神なので、
実質、弁才天を拝んでいるのと同じ意味になります。
宗像三女神(市杵嶋姫、田心姫、湍津姫)については、
宗像大社や厳島神社の項で、
しっかり説明します。
もともとここは、琵琶湖の龍神を祭った神社です。
だから、湖に向けて鳥居が建てられているわけですね。
龍神拝所になっていて、かわらけ投げをします。
投げたかわらけが鳥居をくぐると願いが叶うそうですが、
なかなかおいそれとは…。
弁才天(市杵嶋姫)は湖に向かっており、
龍神と対面する構図です。
端的に、龍神と弁財天の関係を示しています。
白龍神社や黒龍神社もあって、
龍だらけです。
いっぽう法厳寺には
日本三大弁天に数えられる弁天像が祀られています。
こちらの弁才天はサラスバティー的な楽器とかは持っていなくて、
(もちろん裸でもなくて)
頭の上に鳥居があることから、
豊穣の神・多賀神タイプの弁才天です。
もともと、神仏習合で一体となっていたのに、
廃仏毀釈を引き起こした神仏分離令により、
別々にさせられました。
弁才天と龍神は
出会うまで大変な苦労があるんですよね。
出会ってしまえば、素晴らしいのですが。
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