こんにちは、錬金術士の宗生です。
直子のパソコンは、
私が以前使っていたネットブックのお古で、
画面は広い機種なのですが、
なんせ速度が遅い。
今、仕事にバリバリ使うようになって
明らかに役不足になってきたので、
新しいパソコンを導入しました。
そして注文していたiMacが我が家に届き、
梱包を解こうとしていたときに
Appleの偉大なる創業者
スティーブ・ジョブズ氏の逝去を知りました。
2005年に行われた
今では伝説となった
スタンフォード大学での祝辞で
すでに自身が重篤なすい臓がんとなったことを
明かしていましたから、
6年間、がんと共に生きたわけです。
すごい人ですね。
6年前はまだiPhoneもiPadも世に出ていませんでした。
だから、すい臓がんになってから、
創造した製品なんですよね。
そう思うと、ジョブズ氏の創造性の凄さに
つくづく感服させられます。
スピーチのビデオではまだふっくらしてましたが、
年々、プレゼンに現れるごとに痩せていき、
病の進行を伺わせました。
しかし、プレゼンに入ってしまえば
毎回「神」と言われるステージでしたので、
ジョブズ氏の病気のことなんてすっかり忘れてしまい、
発表される新製品に心奪われたものでした。
明快なビジョンと魅力がひと目でわかるデモの合間に、
皮肉やジョークを散りばめながら行われる
ライブコンサートのようなプレゼンテーションが、
もう見れないと思うと
とってもとっても残念です。
私が最初にMacintosh LC575を買ったとき、
まだジョブズ氏はAppleに戻る前で、
年々Appleが衰退していて、
いつ他社に買収されるかといった記事ばかりでした。
その後、PowerBook150を買い、
ジョブズ氏がAppleに返り咲いて
ついに出たボンダイブルーの初代iMacも買いました。
150をLombardと言われるPowerBookG3に買いかえ、
さらにiBookG4に買い換えました。
ウェブデザイナー時代は、MacBook Pro17インチ、
さらにMacBook Pro15インチと使い続けました。
そしていま、MacBook Airを使っています。
白いiPodも買ったし、iPodTouchも買いました。
iPhone3Gも買ったし、iPhone4は今もバリバリ使ってます。
友人や身内にもどれだけMacやiPodを買わせたか。
そう思うと、なんだか本当に自分は
Appleにお世話になったなあと思います。
ジョブズ氏が好きか、ファンなのか、と言われると
うーんと悩んでしまいますが(変人であることは間違いないので)、
亡くなったと聞いて、かなりショックを受けたところをみると、
強く影響を受けた人物であることは間違いないと思います。
ワクワクで生きた天才であるジョブズ氏の
批判や反発をねじ伏せるような
痛烈なパワーは問答無用で響いてきます。
稀有な人と一緒の時代に生き、同じ空気を吸えて
本当に良かったと思っています。
スタンフォード大学の祝辞は
たいへん素晴らしい内容なので、
未視聴の方はぜひご覧頂きたいと思います。
ではまた。
こちらはiPhoneの発表時の有名なプレゼンです。
ステージからスタバにイタ電するジョブズ氏(笑)。
全地球カタログの裏表紙。「ハングリーであれ、馬鹿であれ」
アップルストア銀座店前
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