セックスレスはエロスが交換されていないから

the generation of too much war

エロスの愛は男女の結合が不可欠だ。しかし、今の社会の価値観では、結婚は必ずしも幸せではなく、むしろ結婚から人生の修行が始まると考えられている。それほど、結婚生活は難しく、困難で、幸せより忍耐の方が多いと言われているし、実際そう感じている人が多い。離婚率も増えていて、結婚なんてしないほうがいいと思っている人が増えている。

少子化もセックスや妊娠、出産、子育てに対する恐れや不安を映している。男女が結婚し、愛し合うということが、今ほど難しく、お金がかかると思われている時代もない。

現在、男女間の愛が乾燥しがちで、とりわけ結婚生活においてセックスレスや離婚などの深刻な問題が一般化する理由は、エロスのエネルギーが不足しているからだ。男性は自分のエロスのエネルギーを女性に与えておらず、女性もまた男性のエロスのエネルギーを得ようとせず、自分のエロスのエネギーを増やさず、相手に与えることもしていない。

そもそも、セックスは生殖のためだけにするのでもないし、動物的な本能だけでするのでもない。愛をこの地上に引き下ろすための儀式であり、共同作業なのである。そこから、愛の泉が吹き出すことが、結果として生命を引き下ろし、新たな魂を受け取る。

エロスの愛が愛の資産であり、愛の基本エネルギーであり、だからこそ男女が結び合う必要がある。男性と女性という異なった人間同士が一体となり、互いに相手に肉体的な快楽を通じて、精神的な幸福感、満足感、一体感を与える、もっとも天国的な行為なのだ。

しかし、現実にはエロスに対する拒否感が深く存在する。エロスとはよくないもの、悪いもの、恥ずかしいもの、道徳的でないもの、みだらなものと考える価値観が、根深く存在している。

過去をさかのぼっても、性欲は愛と表裏一体のものという側面よりも、男性が一方的に女性を支配し、欲望のために奉仕を強いるという側面が強調されてきた。性欲とは利己愛であり、恥ずかしいものであるという認識がある。それゆえに、睡眠や食欲と並んで人間の生理に直結する欲求でありながら、強く抑圧されている。

しかし、少し考えてみればわかるように、ほぼすべての人間は、男女の結合によって命を授かったのである。

都会の雑踏で無数の人々が歩いているけれども、その誰にも親があり、その両親は必ず一度は結び会い、愛し合い、その結果として生を受けている。その事実が押し隠されている。

性の表現も、ほとんどが恥の感情とセットになってる。恥の感情は、卑しさにつながる。それが、下品な表現になる。性の表現に品のない表現が多いのは、その根底に罪悪感があるからだ。これらの多くは、キリスト教的な価値観からきている。このような抑圧的な価値観に対する反発として、不自然な性の行動が生じている。

たとえば援助交際は、家族の中心となるべき夫婦の愛を軽んじて、生活のためといいつつ、不安や恐れを基盤に経済活動に偏重する親に対する、子供からの警報であったりする。

エロスの愛は生来神から人間に与えられた、もっとも身近なところにあるすばらしい贈り物なのである。食べて眠るのと同じくらい、人間にとってなくてはならない大切なものだ。だからこそ、夫婦は親子以上にその営みを大切にせねばならない。

エロスに溢れた親は愛が豊富だ。豊かな愛の泉を持っている。だから子供に愛を容易に与えることができる。子供は親の愛を存分にもらう。そのように育った子供は、自分だけのかけがえのない相手と早く出会い、たがいにエロスを交換することを望みながら、自分自身を大切に育てようとするだろう。

オタクや植物系男子などと呼ばれ、エロスのエネルギーが不自然に立ち後れた男性の増加も、婚活にいそしみながら結婚できない女性の増加も、その多くは両親のエロスのエネルギーが停滞していることに理由がある。

両親が日々エロスのエネルギーを交換し、生みだし、そのエネルギーを子供たちに与えていれば、そのエネルギーは自然に子供たちの愛の資産となって、彼らもまたエロスのエネルギーを自然に発し、それを受け止める理想の相手を引き寄せるはずだ。

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基本的に情報商材は嫌いなのですが、
具体的にどうやったらセックスレスから脱出できるのかを、
自分の経験を元に詳細に書いてくださった方がいます。

やはり時期は「産後」ですね。

「DVぎりぎり」「キレてケンカ」などなど、男性側が共感する部分も、
「追い詰められ」「離婚を涙ながらに」など、女性側が共感する部分も。

ネガティブ探しをしてもセックスレスはなかなか解消できません。
殺伐としがちな状況から、
ポジティブに豊かな関係を取り戻すかがキーだと思います。

性格の不一致は、性の不一致とはよく言われますが、
改めて二人の定義してきた夫婦生活がいかにプアなものかを理解し、
物理的に解決できれば、それが一番かなと思います。

長い文章を読むのが嫌いな方はやめといたほうが無難です。

セックスレス解消&超快楽セックステクニック(男女完結編)

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