瑞穂と錬金術

Ready for harvesting

錬金術とは何か。一言で言えば、内的変容の技。メタモルフォーゼの技である。

内的変容とは内的なエネルギーの中に、黄金を作り出すことだ。「ワクワクの源泉」「ソース」は「源」「水源」。エネルギーの源。そこに黄金を生み出す。ただの水を黄金の水に変える。付け加える。眼に見えない黄金のエネルギーが外に流れ出る。それが現実の金になる。

このエネルギーはハイヤーセルフから来る。しかし、そのエネルギーは非常に高い周波数を持つので、三次元に落としこむ際、大きく減衰させなくては受け取れない。ネガティブなエネルギーを共鳴させ、減衰させているのが自我。だからネガティブな定義を数多く担っている。

錬金術とは、そのネガティブな周波数に減衰されているエネルギーの流れを、本来の高い周波数に戻すことではない。ネガティブなエネルギーを掛けあわせて、エネルギーを混沌とさせているのがネガティブさの特性。錬金術とは、高い周波数のエネルギーをそのまま安定させ、三次元に流し込む手法のことだ。

そんなことは不可能と思うかもしれないが、それを可能にするのが錬金術だ。地球のエネルギー周波数がここ数十年で、急上昇しているから以前よりも遥かに安定しやすくなっている。内的な進化や成長はこんなんだという定義を手放せば、容易な方法や情報がいくつも用意されている。

内的な黄金を生み出すことで、身体のバイブレーションが非常に高まる。「ワクワク」「情熱」「愛」「感謝」といったものに近いフィーリングのエネルギーが、自分のみぞおち、あるいは心臓あたりから滾滾と湧きでてくる感覚を持つだろう。

黄金にも強く惹かれるだろう。それはいわゆる鉱物の「金」や、カネだけではなく、この自然界の中に秘められている黄金の存在に次々と気づき始めるだろう。例えば水田に黄金の瑞穂が地平線の彼方まで敷き詰められているように感じることがあるだろう。

実際に昔は米が金と同じだったように、稲穂や籾殻、藁などは皆自然の創りだした黄金であり、実際に豊かさそのものだった。同じように、内的な金も鉱物の金であると同時に、液体の金、光の金であり、それが周囲に強く広がって多くの人々や地球に、無限の豊かさを育むことができる。

黄金とは三次元に安定化された光だ。稲や麦が光を安定化させて、黄金に定着させるように、人間は宇宙的な光のエネルギーを、内的錬金術によって安定化させ、愛と豊かさのエネルギーに変えることができる。

黄金のエネルギーは強い創造力を発揮する。ハイヤーセルフの意図が次々に顕現することになる。周囲の人も同様に、ハイヤーセルフの覚醒や活動を強く促進させることになる。ハイヤーセルフと交流し、一体化している人にとっては強い追い風だ。

一体化していない人にとっては、逆風になるかもしれない。地球規模でハイヤーセルフの覚醒が生じている。目覚めを無理に抑圧すれば、強い抵抗にあうだろう。恐れや不安で、自分の内なる声に耳を塞いでいると、苦痛や焦燥感は日増しに強くなるだろう。

しかし、本来自分の本性であるハイヤーセルフを受け入れ、ともに歩めばどれほど楽で快適で、自由であるかを知れば、なぜあれほど抵抗したのかと後で不思議に思うかもしれない。ようは自分の内なる声、ワクワクや情熱を中心に生きていれば、どんどん願いが実現し、他者の覚醒のサポートも出来る。

当然豊かさにも実現できる。豊かさとはエネルギーが太く流れていることだ。溜め込んだり、蓄えることではない。その太い流れは、まず自分から外に流さなければ、生み出されることもない。黄金の流れを解き放てば放つだけ、大勢の人を喜ばせ、感謝となって帰ってくる。それが豊かさの現実化。

虹と黄金は関係がある。強いエネルギーの放射される場には虹が出ると感じるかもしれない。虹は黄金が光となって還元され、水晶の力で分光されたエネルギーの顕現の一種だ。内的なエネルギーが三次元に落とし込まれた最初が色になる。それは思考現実化プロセスが強く宇宙に響いた証だ。

自分の中から光を放って虹が出たら、それは宇宙に響き、いつか近い将来に具現化される。自分だけでなく、大勢の光を集合的に感知している場だからこそ、虹という大きな自然現象として顕現したのだろう。自分だけの現象というより、仲間たちとともに創り上げた作品だ。

具体的にどうすれば錬金術によって、自己の内部に黄金を生み出せるのだろうか。

まずハイヤーセルフの覚醒と開放。そして思考現実化プロセス、ホワイトマジックの修得。その際、数多くのネガティブな思考や感情の基礎となる信念や定義のアップデート等を自分で本を見ながら学ぶことができる。

また必要であれば、各々に適したサポートが必ず現れるだろう。方法は無数に存在している。どの道を選択するかは、それぞれのハイヤーセルフが導いてくれるだろう。

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