先週は、
錬金術サポートワークや錬金術カウンセリングで
多くの方々のお話を聞かせていただきました。
電話セッションだけでなく、
対面でのセッションもあり、
そのなかでお一人、お一人の自己実現への
強い請願にともなう現実の動きの中で、
かけられた封印やブロック、呪いを解除しながら、
個々のハイヤーセルフがのびのびと羽化するのを
一緒に体験させて頂ける喜びを感じています。
セッションの中で、
クライアント様からいただいた質問の中で、
とくに多くの方々にも有益な情報を、
シェアしてみたいと思います。
よく、お話させていただく中で、
「ハイヤーセルフの声を聞いてください」
と私はしばしばお伝えします。
すると、
「宗生さんは私のハイヤーセルフがみえるのですか?」
「どうやったらハイヤーセルフがわかるんですか」
「私はそういうのがわからないので」
とおっしゃる方がいらっしゃいます。
しかし、実は多くの方は
常々ハイヤーセルフの声を頻繁に聞いています。
それは「判断の余地のない決定」という形で
やってくる直観です。
慣れないうちは、なかなか肯定的な形で、
このメッセージを受け取れないかもしれません。
肯定的なメッセージは、より繊細な形式をとるので、
慣れていないとピックアップする前に、
思考が否定してしまうからです。
でも、これが否定的な形だと非常に分かりやすいです。
つまり「〇〇したい」ではわかりにくいけれど、
「〇〇したくない」という形だと、かなりはっきり分かるのです。
例えば、レストランで「何が食べたいか」はなかなかわからなくても、
「何が食べたくないか」は割とはっきりわかるのと同じです。
「好きなモノは何?」「好きな人は誰?」
「好きな仕事は?」「やりたいことは?」
には答えられなくても、
「嫌いなモノは何?」「嫌いな人は誰?」
「嫌いな仕事は?」「やりたくないことは?」
と言われると、判断の余地なく、一発で答えられます。
あとで思考が「いや、そんなこといっちゃまずいでしょ」とか
いろいろほざいてきますが、
その修正思考は「悪徳裁判官」的な
親から伝達されてきた「自己批判」存在が
表層思考からハイヤーセルフの声をすべて否定してかかります。
この声の特徴は、その声でもってあなたを、
人格否定して無気力にしたり、
恐れで縛り付けてくるということです。
その武器の筆頭がお金と人間関係です。
「お金がなくなったらどうすんだ」
「〇〇さんに迷惑かけたらどうすんだ」
というフォームが典型的です。
これがいわゆるマインドブロック
「心の壁」を日々生成しているわけです。
その「悪徳裁判官」の修正思考がはいる前に、
最初に思いついた、根拠のない強い意志のようなものが
まずはハイヤーセルフの声だと思っていいと思います。
この声に従って生きたいという強い自己実現の願いと、
世間一般の恐れと防御に根ざした価値観との間には、
今もなお非常に大きな齟齬があります。
「内なる声に従って生きたい」
とハイヤーセルフが願えば、
「そんなのは自分勝手な自己愛だ」
と悪徳裁判官が否定します。
「豊かになって、やりたいことをやってみたい」
とハイヤーセルフが願えば、
「おまえなんかにそんなことできっこない。
何を夢見てるんだ」
と悪徳裁判官が嘲笑します。
「大好きなことを仕事にしたい」
とハイヤーセルフが願えば、
「おまえなんかに頼む客なんかいるわけないだろ。
ばかじゃないのか」
と悪徳裁判官は侮辱します。
毎日毎日、自己実現に向かって行動するたびに
悪徳裁判官は粘着ストーカーみたいに
あなたを監視し、口を挟みます。
ハイヤーセルフの声が聞こえると
あなたに耳打ちして
「そんな声を信じちゃいけない。
人生棒にふるぞ。
現実に生きればいいんだ。
夢をみるな。希望なんか信じるな」
としつこくしつこく、言い続けるのです。
ハイヤーセルフの声はいつもあなたに聞こえています。
でも、いつもその声を、徹底的に否定してきたのですね。
だから、あなたは「そんなのは私の幻想だ。まやかしだ」と
目を背けてきたので、聞こえないと思い込んでいるだけなのです。
あるいは、そんなモノを信じても、
危なっかしいだけだと思っているので、
脳内を素通りさせてきたのですね。
その、自分の中から聞こえてくる、
子どものようにピュアでシンプルな声を、
もう一度、大事に捕まえて、
悪徳裁判官に汚されないようにしてあげて欲しいのです。
悪徳裁判官という呪われた存在を、
封印解除したり、愛の力で中和させ、解放しつつ、
悪徳裁判官によって洗脳されたあなた自身の思考を
少しずつもとに戻していく必要があります。
お金の問題を筆頭に、
夫婦関係の問題や仕事の問題、
人間関係の問題など、
現実の様々な問題は、
おそれであなたを支配してきた声に気づき、
ハイヤーセルフの愛の声に目覚めてほしいという、
強い抵抗運動の結果なのですね。
だから、おはなしを聞いていると、
そのハイヤーセルフが持っている直く根強い力に、
素晴らしいなと感激するわけです。
ハイヤーセルフがあなたに目覚めて欲しいと、
強く願うから、
現実の問題という壁を創りだすことで、
今までと同じ生き方ではもはやどうにもならないという、
変化を強く促しているわけです。
それは一つのアートのようにみえます。
これは、一回解放したら終わりとか、
一回目覚めたら終わりというものではなく、
現実を生きる中で、常に常にやってきます。
そのたびに、自分の中に膨大に積もった
封印を一つずつ解き放ち、
ハイヤーセルフの声を取り戻していきます。
うちなる声を信じて、
純粋な愛と自由を豊かさが
内面的にも、現実的にも必ず体験できると、
信じることのできる勇敢なスピリチュアリストは、
必ず多くのサポートを得ながら、
階段を登っていくことができます。
魂だけを高次元に跳ね上げてしまっても、
それはハイヤーセルフと現実の自分との、
齟齬や乖離を創りだしてしまいます。
というか、すでに、
そういう人もどんどん増えているように思います。
現実が現実と感じられない方や、
ハイヤーセルフとうまく和合できない方、
二つの自己をアイデンティファイできない方など、
逆に覚醒が先に進みすぎて、
三次元が追いつかないで苦しんでみえる方もたくさんいます。
三位一体とは、
二つの異なる現実を見据える、
融通無碍なもう一つの視点に生きることです。
それが同時に、弥栄三次元でもあるわけです。
錬金術講習の中で、
私はスーパーバイザーに
一瞬で三次元しか体験できない状態を再現され、
まるで鳥小屋に押し込められたような感覚に
ぎょっとしました。
ちょうどワイドハイビジョンから、
狭いブラウン管のテレビに戻ったみたいな感覚でした。
すぐにもとに戻してもらいましたが、
その経験のおかげで、
錬金術のエネルギーを使えば、
三次元と高次元をちょうど
スライドバーを動かすように
意識状態をシームレスにできるのだと理解しました。
次元を自由に移動できるようになる時、
自分は時に応じてハイヤーセルフそのものになって、
時空を超越した視点で自分の人生を俯瞰できますし、
また時に応じて三次元に戻り、
自分を役者であり、観客である状態に戻すこともできます。
ハイヤーセルフになりっぱなしでも困りますし、
三次元の意識だけでも困ります。
自由に両者を移動できるようになった時こそが、
三位一体、アイントライの状態だと思います。
話がそれましたけど、
その最初の端緒として、
ハイヤーセルフの声をきいてあげてください、と
お願いしています。
それはあなたにしか聞こえない、
あなただけに語りかけられる、
愛と信頼に満ちた、優しい言葉です。
時に叱咤激励もありますが、
決してあなたを否定しません。
あなたが真実の幸せを実現することを求め、
あえて今の虚構の幸せを崩そうとしてきます。
ハイヤーセルフのいう三次元の幸せとは、
極楽になることではなく、退屈になることでもありません。
情熱的に生きるパワフルなアーティストになることです。
人生という、最もクリエイティブなアートを美しく描くこと。
それが真の弥栄三次元だと知ってほしいと、
彼らは強く願っています。
その道に抗う限り、人生はなかなかうまくいきません。
川の上流に遡ろうとするようなものだからです。
次元上昇という時代状況の中で、
エネルギーは強く流れ、覚醒を促しますが、
恐怖はそれに輪をかけて強く抵抗してきます。
いま、我々はそんな怒涛のエネルギーの中に生きています。
ならば、
「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損!損!」
ですよね。
それでは、また。
(追伸)
願望実現☆錬金術カウンセリングに、
お申込みをいただきありがとうございます。
今月はあと二名様になります。
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