Articles in: 未来

Home » Archive » 未来

内的天動説から内的地動説へ(3)

内的天動説から内的地動説へ(3)

三次元世界はまさに鏡なのである。 地球は太陽の光を反射して、カラフルな世界を顕現させているように、内なる神の輝きを、自我であるあなたが反射させることで、初めてそれは意味を持ち、価値を持つ。 あなたは役者だ。内なる神はシナリオライターであり、舞台であり、小道具だ。そして二人で監督し、ともに作品を作り上げている。神と人との共同作業こそ、真の人生なのである。 あなたは、一人で宇宙に孤独に輝いているのでは . . .

内的天動説から内的地動説へ(2)

内的天動説から内的地動説へ(2)

あなたは地球が中心であると理解したかつての人々と同じように、自分が人生の中心であると理解し、そのように考え、行動している。だから、人生は複雑でややこしく、理解できないことが多くて、不条理で、不確定であり、だからこそ不安や恐れを感じ、自分を守り、自分を少しでも有利に生きながらえなくてはならないと考えざるを得なくなる。だから不安や恐れを手放せない。 本来宇宙はシンプルでエレガントだ。すべて簡単な法則に . . .

内的天動説から内的地動説へ(1)

内的天動説から内的地動説へ(1)

天動説とは、この太陽系において、地球こそすべての中心であるとする考えだ。 地球上に起こるさまざまな事象を、天動説に従って説明しようとすると、物事はどんどん複雑になり、説明できないことがたくさん出てくる。なぜ、太陽は東から昇り、西に沈むのか。なぜ、月は東から登り、西に沈むのに、毎日少しずつ西から東へ後退していくのか。なぜ、四季があるのか。なぜ、一年周期で同じ四季が巡るのか。火星や金星、木星や土星がも . . .

東京ポルカ(部屋の外の雨音と、夜の夢見る心があれば)

東京ポルカ(部屋の外の雨音と、夜の夢見る心があれば)

金色の液体を溜めた話  ベレー帽をかぶって銀杏並木を歩いていたら、空から何かが降ってきた。それは細かくちぎれた金色のアルミフォイルだった。僕が手のひらを上に向けてそれを集めていると、周りの人たちも一緒になってそれを集め始めた。僕は帽子を取って、負けじと山盛りに溜め込んだ。しばらくして気がつくと、帽子の中は金色の液体に変わっていて、ビールのように泡を立てていた。周りの人に見せてやったら「なんだばかば . . .

Archive