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かつて光も闇もなく

かつて光も闇もなく

第一幕 終場 早朝の甲板(二つの儀式)より ソローの言葉: かつて光も闇もなく、一つの混沌としてありし時 叡智は全てであり、力は無限であり、時空は一つであった 真と偽との区別なく、善と悪のと区別なく、美と醜の区別なく 混沌に、それら求める意思目覚め、いつしか渇きとなりしとき 光と闇は生み出でた 光は光のみにてあらず。闇は闇のみにてあらず。 光の中に闇が生き、闇の中に光が生き、そして二人は生かされる . . .

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