SEO対策ってなに? おいしいの?

Loading seo etc.

SEO対策について書いてみます。

SEOとは日本語にすると
検索エンジン最適化のことで、
Serch Engine Optimizationを略して
SEOといいます。

この検索エンジンの最適化について、
何らかの手段によって対策することを
SEO対策、といいます。

具体的には、
ヘッダーに検索エンジン用の文章を入れるとか、
検索エンジンのロボットに巡回してもらえるよう、
予約してみるとかいった基本的なことから、
リンクしてもらえるよう他のサイト管理者にメールでお願いするとか、
検索にかかりやすいよう、コンテンツのキーワード出現数を調整するとか、
細かいノウハウがたくさんあります。

さらには、お金を出してリンクをまとめ買いするとか、
自動的にダミーサイトを何百と生成して、
リンクを大量に貼らせるプログラムを買ったりとかいう、
グレーなやり方もあります。

私は、以前勤めていた広告代理店が
SEOに力を入れていたので、
そこでSEOコンサルタントの第一人者である
鈴木将司氏に直接お目にかかりましたし、
セミナーにも参加しました。

■社団法人 全日本SEO協会
http://www.web-planners.net/

日経ゴルフのサイトを一から作り、億単位の売上を上げた
本田晃一さんのDVDで、
売れるサイトを作るにはどうしたら良いかを学んだりもしました。

■ホームページで毎日しっかり売上げを上げて自由な時間を手に入れよう
http://www.hondakochan.com/dvd/

こうやって集中的に学んだわけですが、
自分的にはどうしても
SEO対策、というのは
「インチキ」という感が否めませんでした。

というのも、
本来おかしな話なわけです。

もともと価値のあるサイトであれば、
対策なんてしなくたって、
検索エンジンの上位に出てきます。

なんで対策しないといけないかといえば、
ぶっちゃっけ、
価値のないサイトを、
検索エンジンのアルゴリズムの穴をすり抜けて
インチキして上位表示させ、
金儲けしようとしているから、なのですね。

実際、鈴木氏の話を聞いてると、
彼もちゃんとSEOの王道と、邪道がある、
ということをちゃんと言っています。

彼はあくまで、SEOとは何か、
どんなアルゴリズムで検索エンジンの順位が決定されているのかを、
様々なサイトの情報をかき集めて、統計をとって、分析しており、
その結果、どのような対策を取れば、上位表示されるか、
ということを情報として伝達しているだけなのですね。

でも、彼に依頼する業者のサイトの多くは、
大したことないビジネスサイトか、大したことのないサイトに
リンクなどを販売して稼ぎたいと思っている事業者か、
どちらかのように、私には感じられました。

鈴木氏も言ってましたが、SEOの王道とは
いかに優れたコンテンツを発信し続けているか、
その一点なのですね。

Yahoo!もGoogleも、インチキSEOをいかに見抜き、
価値のないサイトや、インチキしているサイトを除外するべく、
日夜アップデートしています。

だから、インチキSEOしていると、
ある日突然、それまで上位表示されていたのに、
検索から消えてなくなるわけです。

いつも、順位の変動に怯えていなくてはならないのです。
そういうSEO対策は、全く不毛だなと思っていました。

私が、SEOの王道を行くサイトとして、まっさきに上げたいのは、
ヘンタイよいこも黙る、あの有名な「ほぼ日」です。
糸井重里さんの主催する「ほぼ日刊イトイ新聞」ですね。

■ほぼ日刊イトイ新聞
http://www.1101.com/index.html

このサイトこそ、まさにSEOの王道、というか、
コンテンツサイトの王道を歩んでいると思っています。

立ち上げの時から知っていますが、
10年以上もの間、毎日絶やすことなく
コンテンツを更新し続け、
今ではなんと、一日100万アクセスという
化物サイトになってしまいました。

このサイトを見てみると、
何から何まで、SEOの常識を無視した作りになっています。

アドセンスもありませんし、コラムも一段のみ。
写真やレイアウトだってシンプルです。
今でこそ、雑誌風の作りですが、
初期の頃なんて、素人同然のペラ物サイトでした。

それでも、コンテンツのパワーと、
検索エンジンなど必要ないくらいのファンの多さで、
日々読者を増加させてきたのですね。

今やほぼ日手帳は、
日本国民のマストアイテムというくらい(大げさ?w)
大量に売れています。

昨日の「5%の法則」を適応すれば、
100万アクセスの5%ですから、
5万人の人が買っていると推測できます。
手帳一冊4000円として、約2億円の売上ということになります。
ロフトの販売分を加えれば、もっと売れているでしょう。

もちろん、こんな化け物サイトに誰もがなれるわけではありませんが、
ほぼ日をよく見てみれば、どうすれば人が来てくれるのか、
簡単にわかりますし、それは誰でも真似できることなのです。

それは、

1 優良なコンテンツを
2 日々絶やさず更新し
3 何年も続けていく

これこそ、SEOの王道であると私は思っています。
当たり前といえば、当たり前の事なんです。
でも、それが出来る人はそんなにはいません。

できないから、
ビジネス系の人たちは邪道SEOに走るわけです。

ただ、この邪道SEOには賛同できませんが、
SEOの知識そのものは有効だと思っています。

リンクしてもらうことが重要だとか、
ヘッダのキーワードが検索に大きな影響を与えるとか、
検索エンジンに更新を知らせてくれるブログエンジンの有利さとか、
フラッシュを多用すると検索にかかりにくいとか、
とにかく何でもいいからブログを毎日書くとか、
いろいろ、役に立ってます。

ネットの世界は、日々あたらしい手法との出会いです。
ツイッターだって、最初はさっぱりわからなかったけれど
やってるうちに意味がわかり、価値がわかるようになりました。

SNSも最初は登録しただけで、使い方がわからなかったけれど、
一度使い方がわかると、ものすごく人間関係が広がりました。

ヤフオクやeBay、ネットショップの世界も、
かなり奥が深く、組み合わせ次第で
今まで出来なかった販売システムを組み上げることができます。

アフィリエイトもリスクフリーとは言え、非常に厳しい世界で、
とてもやる気にはなりませんが、
アフィリエイトに関する知識や情報の中には、
有益なものがたくさんあります。

インターネットを媒介にした
人との出会いは、
やがてビジネスになり、
お金になり、
エネルギーになります。

エネルギーがインフォーメーションとなって循環しています。

目に言えない流れ、
目に見えない繋がり、
目に見えない組み合わせの中から、
今まで出来なかった出会いができ、
出来なかった仕事ができ、
自由と豊かさが拡大します。

情報(Information)とはInformすなわち
形を取る、ということ。
エネルギーが形となる、その最初のものが情報です。

情報の流れが見え、エネルギーの流れが見えてくると、
ネットの世界を自由に使いこなすことができるようになりますよ。
これもまた、私のワクワクの一つです。

それでは、また。

よかったらシェアください
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次